山形は米沢市の南方、10を超える山々が連なる吾妻山麓に生息する栗の葉を食べて育つ野蚕、栗虫。その栗虫がつくる栗繭から取れる糸を用いた八寸名古屋帯です。
手で紡いだ真綿を手機で丹念に織り上げた、職人の手仕事を感じるお品です。
草木で染められた明度を落とした水柿と生成り色の優しいお色味を基調に、緯糸には所々栗繭から紡いだ黒茶の糸が織り込まれており、その表情は何とも野趣豊か。
色数を抑えた織り糸を綾織で織り上げたシンプルな意匠は、素朴さの中にも洗練された雰囲気が漂います。
小紋や紬などのカジュアル着と合わせてお楽しみください。
織の質感をダイレクトに味わっていただける趣味性の高い八寸帯です。ぜひお手に取ってご覧ください。
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。
米沢織 栗繭八寸 真綿 手機 草木染 名古屋帯
¥0価格
[寸法]
太鼓全長 / 112cm
太鼓幅 / 31cm
前部分全長 / 282cm
前部分幅 / 16.4cm[素材]
正絹[色]
明度を落とした水柿・生成り色・黒茶 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
うっすらと締めあとがございます。
傷汚れは無く、大変良いコンディションです。
ガード加工済み(きものやまとオリジナル加工)
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