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沖縄県の中部、中頭郡読谷村で織り継がれている読谷山花織。

生産には大変手間がかかるため、琉球王朝時代には王族以外と読谷村以外の庶民は着ることが許されない、とても貴重な織物だったそうです。

 

使用される糸は、琉球藍や福木、すおうなどの自生する草木で染められ、草木染め特有の温かみのある優しい色合いが特徴です。

 

こちらは糸味の良い紬の地に、読谷山花織の特徴でもある花をモチーフとした幾何学文様が緻密に表現されております。

落ち着きのある黄海松茶を基調に、深い藍色や凛とした菫色、爽やかな水色などのブルー系の織り糸が絶妙なバランスで織り込まれ、端正な中にも深い味わいを感じることができる、職人の感性が光る色調です。

 

経糸と緯糸が織りなす浮き織の素朴な美しさ。そして確かな手仕事が生み出す工芸美。小紋や紬などのカジュアル着と合わせてお楽しみください。

 

※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。

読谷山花織 九寸名古屋帯 草木染 黄海松茶

¥110,000価格
  • [寸法]

    太鼓全長 / 120cm
    太鼓幅 / 31cm
    前部分全長 / 252cm
    前部分幅 / 15.6cm

     

     

    [素材]
    正絹

     

    [色]
    黄海松茶 (参照:和色大辞典) 

     

    [商品の状態]

    目立つ傷汚れは無く、非常に良いコンディションです。

    胴部分片面手先よりに微かな薄点くすみがございます。いずれも着用時には隠れます。写真にてご確認ください。

     

    その他質問・ご不明点はこちらからお問い合わせください。

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