表情豊かな生紬地に藍染が施された名古屋帯です。
精錬途中の糸を使って織られる生紬。
織糸は上州赤城山の麓で玉繭(二匹の蚕が作る繭)を座繰りで手引きして作られます。この玉繭を経緯に使うことで、節のある独特の表情が生まれます。
まるで麻のような張りとシャリ感を持ちながらも、絹糸の艶としなやかさを感じる野趣豊かな絹織物です。
こちらは手描きで花唐草文が描かれた、工芸的雰囲気漂うお品です。
着用による多少のすれ感や藍の褪色が見られますが、それらが新品には無い風合いと佇まいを生み出しています。
特筆すべき汚れは無く、大切に着用されたきたことが窺えるお品です。ぜひ次に手にする方に大切に育てていただきたいお品です。
生紬 本藍染め 染名古屋帯 花唐草文 手描き
¥0価格
[寸法]
太鼓全長 / 115cm
太鼓幅 / 31cm
前部分全長 / 250cm
前部分幅 / 15.5cm[素材]
正絹[色]
明度、彩度を落とした藍色 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
目立つ傷汚れは無く、良いコンディションです。
多少の着用感、藍の褪色が見られます。
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