琉球紅型を代表する作家、城間栄順さん作の名古屋帯。
上質なちりめんの地に落ち着いたお色味で露草が配されております。
氏の父、城間栄喜さんは焼け野原となった戦後の沖縄で琉球紅型の復興に尽力し、現在の琉球紅型の礎を築きました。その父から受け継いだ技術で現在も沖縄の自然をモチーフに創作活動を続けておられます。
琉球紅型といえば沖縄らしい、発色の良い鮮やかな色合いのものを想像される方も多いかと思います。
こちらは暖色系の落ち着いたトーンで染め上げられており、一般的な"琉球紅型らしさ"というものは控えめかもしれません。ですが、人にそっと寄り添ってくれる様な上品な優しさと温かさを感じることができるのはこの意匠だからこそ。
秋らしい色合いはこれからの着物シーズンにぴったりですね。小紋や紬などと合わせて、城間栄順さんが作り出す世界観をご堪能ください。
日本工芸会正会員 城間栄順作 本場琉球紅型 ちりめん 名古屋帯
¥176,000価格
[寸法]
太鼓全長 / 114cm
太鼓幅 / 30.4cm
前部分全長 / 254cm
前部分幅 / 30.4cm[素材]
表地:正絹裏地:綿
[色]
彩度を落とした桑茶 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
多少の締め跡がありますが、傷汚れは無く良いコンディションです。
帯裏の綿晒しに薄あくが多少ございます。交換も承っております。
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